子どもの貧困

我が地域に「こども食堂」というのが出来ました。
経済的な理由で、お家で食事がとれない子どものために
食事を提供するというもの。

この飽食の時代に、満足に御飯が食べられない子供がいるなんて
にわかに信じがたいと思っていましたが、
日本は先進国の中でも、子どもの貧困率が高いそうです。

「貧困」と言うと、私が思い浮かべるのは、
途上国の、あるいは昔の日本のような
教育も受けられず、満足に食べられない貧しい生活です。

日本の貧困率は16%だそうですが、この貧困は
「相対的貧困」といって、食べるものがないとかの飢餓的な絶対的貧困ではなく
国の一般家庭の水準と比較して所得が低く、
他の家庭では当たり前の事が、
その家庭では手に入らないもの(教育や、医療)がある、これを
相対的貧困と言うそうです。

私は「相対的貧困」と言う言葉があるのを初めて知りました。

ちょっと前になりますが、NHKの番組で子どもの貧困を取材し
それに応じた女子高生がネットでバッシングを受けました。
その番組を、たまたま私も見ました。
見た後・・・私も、何となく納得がいかない番組だなって思いました。
その後、ネットで炎上したらしいことを知って、
調べていたら、「相対的貧困」という言葉に出会いました。

多くの日本人が貧困に対して厳しい目を持っています。
この豊かな日本で、貧困に堕ちるのは自己責任だと言わんばかりの厳しい目です。
きっと私にも そういう厳しい目があったのだと思います。

しかし、格差が広がる今の日本では、
誰もが貧困に陥ることだってあるのです。
リストラや、会社の倒産、働き手を病気や事故で失う・・など、
それは、他人事ではなく自分のすぐそばにあるものだと
相対的貧困についての記事に触れる度、そう考えるようになりました。

私の子ども時代は、たぶん相対的貧困家庭だったと思いますが^^
頑張れば夢を叶えることが出来た私の十代と
今の十代とでは社会が大きく変わった分、同じようにはいかないのでしょうね。

日本の子どもの貧困率は6人に1人といいます。
この6人の中の一人が、貧困が理由で社会を支えることができなくなったら
それは日本の大きな損失です。

でも、貧しいイコール絶望ではないので
たとえ経済的な理由で進学や夢を諦めざるをえなかったとしても
若者の歩む道は1本しかないわけじゃない。
熱とチカラを失わない限り、道は無数に拓けるもの。
若者にとっては、益々生きにくい社会という昨今の風潮ですが、
内在する自分のチカラを信じて欲しい。
生活苦であっても、決して自ら堕ちてはいけない。
日本の未来に無くてはならない存在であるという
揺るぎない心を持っていて欲しい。



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コメント

No title

そうですよね、貧困と言っても昔とは違いますよね。

私の育った家庭も貧乏でしたが、ご飯が食べられないとか、高校に行けないほどではありませんでした(公立しか無理だったけど)

うちの子供達も一応正社員として働いてはいますが、基本給も安いしボーナスもなくて、年収は低いです。
このままでいくと、働いてても貧困だな…と思います。
少しでも貯金してほしいから自立させたくてもまだ実家暮らしで。

でも毎日一生懸命働くことだけは続けてほしいなと思っています。

心配なのは大学生の末っ子です。
一応親が学費払って奨学金は借りてないんです。
なのにやる気なくて、学校にろくに行かない。。。という。
やっとこの秋から行く気になったようなのですが。

shinnosuke55さんのおっしゃる「熱とチカラ」がないように思える若者が多いのも心配です。

Re: No title

まんまるさん

今の若者は恵まれているように思いますが、
それはそれで、私が若者だった頃とは悩みの質が違うのかも知れませんね。
若いうちは収入も多くありませんし、
「今」の積み重ねが将来に実を結ぶという方程式は
昔も今も変わらないと思うのですが、どうなのでしょうね。

No title

その昔、「貧しきを憂えず、等しからざるを憂える」と言われていたかと、当時の私は、貧しさが最大の課題、そんなふうに捉えていました。だけど一方、貧しさは耐えられるが、不公平は耐えられない、そんなんで、この相対的貧困指数が出て来たのかもと思いました。
アメリカ人はもともと自由主義がモット。金持ちををうらやむのではなく、自分もいつかそうなるというアメリカンドリームがあったのだが、昨今、それもうすらいでいる様。 努力すれば報われる、単純にそんな社会がいいのでしょうね。 

Re: No title

naseeさん

そうかも知れませんね。
不公平というのはヤル気を削いでしまいますし、耐え難いものでしょうね。
この先、格差が広がると不公平は益々多くなるでしょう。
相対的貧困対策は社会の課題となるかもしれません。
naseeさんや、私の生きていた若い頃は、
多分、努力が報われる時代だったのでしょうね。
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プロフィール

sinnosuke55

Author:sinnosuke55
人生の慰めにと思って始めたピアノ。思いのほかハマってしまい家族(夫と猫)の迷惑を省みず練習に励む毎日。月2回ピアノ教室に通っています。
長崎県の片田舎に在住。

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