ベートーベン伝記、その後

図書館で借りたベートーベンの伝記。
岩波書店のものは難しくて断念しました。
もっと読みやすいのはないかと探し、
結局、子供向け(多分、中高生向けかな?)を借りました。
仕事等に追われて寝る前の数分間しか(読んでると眠りに落ちるから)
読む時間がなかったのですが、なんとか読み終えました。

いやぁ、さずが子供向け、分かりやすかったですよ^^。

今までベートーベンは「貧しく、耳が不自由な偉大な音楽家」
くらいの知識しかありませんでしたが
この伝記は人物像が浮き彫りになっていて
人間としてのベートーベンを知ることができたように思います。

少年時代は家庭環境に恵まれず
生活は苦しく、父親は才能のない歌手で酔っ払い。
母親は笑みを忘れた悲観的な人。

音楽家として成功の階段をのぼり始めた頃から少しずつ聴力を失なっていく。
なんという悲劇なのかしら・・
そして、唯我独尊の かなりの変人^^;

クラシックに疎い私は知らなかったのですが、
今で言うクラシック音楽は当時の貴族が好んだ音楽でしたが、
その紡ぎ手は民衆だったということ。
貴族は音楽を楽しみ、音楽家を支援するが
自ら音楽家になることはなかった。
当時の音楽家は平民であり貴族より身分の低い存在だったのですね。

貴族の為に音楽を奏で、貴族のパトロンを持ち、
その貴族たちをも高慢で感情的な態度で
てこずらせたベートーベンでしたが
「平民の生まれ」の身分は変えようがなかった。

不平等を感じたに違いない。貴族への反感もあったに違いない。
だからこそ、第九のような曲が生まれたのかなって思いました。

1月にベートーベンの交響曲を1番から9番まで聴きましたが
7、8番は「ぱあ~って華やいだ感じ」で私は好きだなって
思っていましたが、この時期ベートーベンは恋をしていたみたいですよ。
曲には作曲者の奥底(オウテイ)と言うか魂というか
そういったものが出るんですね。

ピアノソナタ「悲愴」「熱情」を聴いて
かくも心を揺さぶる音楽を作るベートーベンってどんな人?って
興味をもって、伝記を読みましたが
「並はずれた才能も、感情的で猜疑にみちた行動も
凡人の私には計りがたい」・・これが感想です。

ベートーベンは56歳で生涯を閉じます。
今の私とほぼ同じ年代です。

晩年、病気と闘ったベートーベンですが
「苦悩を突き抜けて歓喜に至る」第九の曲そのままに
生涯を終える事ができたのでしょうか・・

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コメント

ベートーベン

ベートーベンは、本当に実態がつかめません。
凡人には分かろうとすること自体無理なんですね。
おっしゃるとおり、8番は溌剌としていて、若々しさがあり、ベートーベンらしくなく、いいですね。ベートーベンらしくないというのは、暗さが無いという意味です。

Re: ベートーベン

つしまひのきさん

ベートーベンって、どうしても暗くて重いイメージですね。
交響曲とピアノソナタ3曲以外は、まだ聴いてないので
他の曲も聴いてみたいと思います。
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sinnosuke55

Author:sinnosuke55
人生の慰めにと思って始めたピアノ。思いのほかハマってしまい家族(夫と猫)の迷惑を省みず練習に励む毎日。月2回ピアノ教室に通っています。
長崎県の片田舎に在住。

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